2023/11/01
風邪をひくって何?風邪薬は必要?
アッキーラのためになるコラム!
こんにちは、あっきーらです。寒くなり風邪を引きやすい季節になりましたね。ところで風邪薬って病院で処方してもらったものじゃないとだめなの?寝てれば治る気がするしコロナもまだまだ落ち着いてないしできれば病院には行きたくないなぁ。休みたいけど仕事があるし。と悩まれることも多いのではないでしょうか。今回は風邪の原因と薬の作用と副作用についてお話していきます。
そもそもなぜ風邪を引くのか。身体には、体内に入ってきたウイルスと戦うための免疫機能があります。しかし、睡眠不足や運動をしている状態、不規則な生活習慣、ストレスが溜まっている、栄養が偏っているなど。体が弱っている時は免疫機能が低下するためウイルスに体が負けてしまいます。そしてウイルスが停滞した場所が炎症を起こし、鼻水、のどの痛み、咳などの症状が出ることを一般的に風邪をひいたといいます。
風邪を引いたときの体のメカニズムと症状が落ち着くまでの流れはおおまかにこんな感じです。次に風邪薬の作用と副作用についてまとめます。
そもそも風邪薬とは何の薬なのかというと風邪の症状を軽くするものです。つまり、風邪の原因となるウイルスをやっつける薬ではありません。風邪のウイルスをやっつけるのは身体の免疫機能や抗菌薬の役割であるため、弱った体を休息させ、栄養補給することが一番有効な治療になります。よく、風邪のひき始めに風邪薬を飲んだらいいと耳にするかと思いますが、科学的には根拠はないといえます。まだ鼻水も咳も出ていないのに、鼻水が出るのを抑える薬や咳を抑える薬を飲んでも意味がないのです。医師により考え方が異なる場合もあり、基礎疾患によっては考え方も変わってくる場合もありますが、基本的には症状が落ち着けば風邪薬は飲まなくても問題ないです。
ではお薬はいらないのか。といえばそういうわけではなく、静養を保てないほどの強い症状の場合はお薬を飲んだほうがいいです。市販されている風邪薬では“鼻水、咳、のどの痛みに効く”といった幅広い風邪の症状に作用するものが多く、様々な効果のある薬剤を配合したものが多いです。病院で処方される薬は“鼻水を抑える”、“咳を軽くする”などピンポイントで作用するものが多く、どちらかといえば病院で処方されるものは市販薬よりも強く効くものが多いです。では、市販薬は弱いので飲んでも意味がないのか?というとそうではなく、症状が軽いようであれば市販薬でも十分効果が得られます。
しかし風邪薬だけでなく、どんな薬でも副作用があるので、むやみやたらに飲んでおけばよいと考えるのは危険です。複数の薬を一気に飲んだり一回分を多く内服することは副作用が強くなるリスクが高くなるだけであり、期待される効果が強くなるわけではありません。薬は用法・用量は正しく守りましょう。といわれるのはそのためです。
病院に行くことや風邪薬を飲むことは自己判断によりますが、高熱や止まらない咳などの症状が続くとやっぱりつらいですよね。色んなパターンがあるかと思いますが、自己判断で市販薬を買うのがためらわれる、仕事を休めないため強い薬でなんとかしのぎたい、基礎疾患があるため医師に相談して薬を処方してもらいたい、家族にコロナ罹患者、罹患リスクが高い人がいる。いつもの風邪より症状がきつい。などその時々の状況によっては医療機関を利用することが安心です。
今回は長くなってしまいましたね…ここまで読んでくださった皆様、長らくお付き合いいただきありがとうございました。もう何年も耳にしてうんざりされていることと思いますが、引き続きマスク、手洗い、うがいなどの感染対策を行い、風邪だけでなく感染症予防を行うことが大切です。ではまたお会いしましょう。
2023/10/01
秋バテにご注意
アッキーラのためになるコラム!
みなさまこんにちは、あっきーらです。今年の夏もとても暑かったですね。夏バテで食欲不振になったり、熱中症気味でぼんやりとする時間を過ごされた方も多いのではないでしょうか。10月に入りようやく涼しくなり、待望の秋。過ごしやすい季節のイメージですが、なんと今度は秋バテに注意が必要になります。今回もまじめにインターネットから引用した情報をお伝えしていきたいと思います。
秋バテとは一体どんなものか。主にみられる症状としては、身体がだるい、疲れがとれない、何事に対しても意欲が出ない、頭が痛い、立ちくらみやめまいがして頭がボーッとする、寝不足気味でスムーズに起きられない、めまいがする、お腹が張って胃がもたれる、などがあげられます。秋バテの原因は「秋の大きな環境変化」と「夏の疲れ」です。一般的に、秋は天気の変化と1日の寒暖差が大きい季節であり、日中はまだ夏を引きずったかのように暑いのに、朝晩は冷え込む場合もあるので、身体がついていくことができず調子を崩しやすくなります。また、この時期は台風の襲来で、気圧の変化による不調や、余分な体力を使うことによって疲れが残ってしまいがちです。そのような環境変化や温度差が目立つ秋の時期に、夏の疲れを引きずったまま突入してしまうと、身体は知らない間に負担が重なって、秋バテの症状がみられるようになります。
どの季節にも言えることですが体調管理はやはり重要です。1日3食バランスのよい食事をとること、十分な睡眠時間を確保すること、軽めの運動を取り入れることが秋バテを防ぐ対策となります。1日の日照時間が減ることで睡眠時間は長くなりやすいですが、夏と同じ感覚で冷房を使用することにより肌寒さで目が覚めたり、身体が温まりにくく寝つきが悪くなるなど睡眠リズムが崩れやすくなります。ゆっくりと湯船に浸かり体を温め、布団やパジャマも気温に合わせて調節し質のよい睡眠を目指しましょう。まだまだ暑い日もあるので、暑い日には水分をこまめにとるなどの熱中症対策も行いましょう。日中に運動することも有効です。体が元気なると食欲も出ますよね。
今回は秋バテについてまとめてみました。体調を整え、冬に向けて準備する時期でもあります。忙しくなりがちですが、せっかくの食欲の秋、スポーツの秋です。身体の調子を整え、秋を満喫したいですね。サンマの塩焼きが食べたい。
それではまたお会いしましょう。
2023/09/01
コロナって今どうなっているの?
アッキーラのためになるコラム!
こんにちは、アッキーラです。世間の話題や季節に応じたニュースをもとに、毎月コラムを書かせていただきます。まじめにインターネットから“引用”した情報の寄せ集めです。ご存じの方も多いかと思いますがお付き合いいただければ幸いです。
2019年12月中旬頃から全世界に急速に感染が拡大し、世間を賑わせた新型コロナウイルス(COVID-19)。5月8日に5類感染症の位置付けとなり世間的な注目は低下しています。皆様も一度は新型コロナウイルスに感染、もしくはご家族が感染し自宅待機など経験されたのではないでしょうか。
WHO(世界保健機関)は現在感染者数が増えている新型コロナウイルスの変異株「EG.5(通称エリス)」を「注目すべき変異株(VOI)」に指定し、各国にモニタリングを呼びかけているそうです。最新の検証によると「EG.5」に非常に近しい「EG.5.1」などの変異株の存在も発表しており、まだまだ収束するのは先になりそうですね…。
新型のエリス株は2021年11月に初めて登場したオミクロン株の新たな派生型であり、WHOによると、2023年8月8日時点では50カ国以上で確認、日本でも感染が報告されています。症状は発熱、継続的なせき、味覚・嗅覚の変化、倦怠(けんたい)感、鼻水、のどの痛み、消化管症状等、これまでの発症症状と大きな変化はありませんが、「XBB.1.5(オミクロン株)に比べ感染力が強いとされています。
長い自粛モードから解放され2023年5月8日以降、新型コロナの感染者数は全国で増加傾向にあります。
日本人の海外旅行者は2023年6月で703,259人。前年の2022年6月は171,529人であり大幅に増加しています(JTB発表)。マスクを外して生活する人も多くなってきていますよね。
最後にコロナワクチンの予防接種を受けたのがいつか覚えていますか?3回目までは80%近くの人が予防接種を受けていますが、3回目以降のコロナワクチン接種率は全国で50%程度です。また、新型コロナウイルスが5類感染症に位置付けされたことで2023年5月8日以降、PCR検査の公的負担は終了し原則自己負担となりました。無料で受けることができるケースとしては、医療機関や高齢者施設、障がい者施設で陽性者が発生した場合の周囲の者への検査、自治体が検査無料化事業を行っている場合、保健所や医師が必要と判断し、PCR検査を受けた場合は無料になるようです。費用は病院によって異なり、また随時変更となる変更となる可能性がありますので、検査を受ける前に問い合わせをするなど自己責任でのご判断をお願いします。
感染者の待機期間も5月8日以降は推奨される期間となっており、外出を控えるかどうかは個人の判断となっています。推奨される期間は発症日を0日として5日経過し、かつ、症状が軽快後24時間経過するまでです。こちらも感染者数の状況により変更となる可能性がありますのでその時の状況は確認をお願いします。
新型コロナについてまとめてみましたが、新型コロナウイルスだけでなく感染症は季節によってさまざまな種類があります。手洗い、うがい、手指消毒、マスクの着用は他の感染症も有効です。感染症は日々の習慣で予防することができます。面倒くさいこともありますが、継続して行えるといいですね。
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